Bluetooth(ブルートゥース)接続骨伝導イヤホンのメリット・デメリット

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骨伝導イヤホンは耳の穴ではなく、耳の外側から骨伝導により音を聞くことができるイヤホンです。

この記事では骨伝導イヤホンのブルートゥース接続について紹介します。

骨伝導イヤホンがどういうものかわからない方は、まずは骨伝導イヤホンの特徴を紹介した記事を読んでみてください。

目次

骨伝導イヤホンの接続方式

骨伝導イヤホンをスマホなどの音源に接続する際の接続方式を紹介します。

骨伝導イヤホンの通信方式は2つあります。

  1. ブルートゥース接続 : Bluetoothを使用してワイヤレスで接続する方式
  2. 有線接続 : 音源とスピーカーを線で繋いで接続する方式

本記事では①ブルートゥース接続について紹介します。

②有線接続に関する記事は↓で紹介していますので合わせて読んでみてください。

有線接続骨伝導イヤホンのメリット・デメリット

ブルートゥース骨伝導イヤホンの通信方式

ブルートゥースを使って通信することになるため、送信機(音源)と受信機(骨伝導イヤホン)の双方がブルートゥースに対応している必要があります。

ブルートゥースに対応している機器の場合、マークが付いているので対応しているか否かはそちらで見分けてください。

また、ブルートゥースで通信する場合、圧縮(コーデック)しますが、コーデック種類が6種類あり、送信機側と受信機側で同じコーデック種類に対応していないと接続することができません。

【6つのコーデック種類】
 ※コーデック種類が記載されていない場合は、標準方式である”SBC”

コーデック種類特徴概要
SBC◆音声遅延を感じる
◆標準的な音質
ブルートゥース機器が標準で使用する音声圧縮技術
AAC◆SBCより遅延が少ない
◆SBCより高音質
iPhoneに採用されている圧縮方式
aptX◆AACより遅延が少ない
◆CD音源相当の音質
Androidの多くに採用されている圧縮方式
aptX HD◆aptXと同程度の遅延
◆ハイレゾ相当の高音質
aptXを拡張し、最大48kHz/24bitに対応した圧縮方式
aptX LL◆aptXより遅延が少ない
◆CD音源相当の音質
aptXの高音質で、低遅延の圧縮方式。LLはLow Latency/低遅延の略
LDAC◆SBCより遅延が大きい
◆ハイレゾ音源相当の高音質
SONYが開発した最新の圧縮方式で、96kHz/24bitのハイレゾ音源を劣化させずに転送できる

ブルートゥース骨伝導イヤホンのデメリット

ブルートゥース接続骨伝導イヤホンのデメリットは下記の2つです。

  • 音声遅延が発生することがある
  • ブルートゥース接続に対応していない音源と接続することができない

音声遅延が発生することがある

ブルートゥース接続形式の場合、音源からスピーカーまで音を圧縮して送信しています。

音楽鑑賞やWeb会議程度であれば、多少音が遅れて聞こえても大きな影響はありませんが、テレビや映画鑑賞、特にゲームの場合、画像と音声がずれてしまいます。

コーデック種類によっては遅延を最小限に抑えてくれるものもあります。

テレビや映画鑑賞、ゲーム使用にブルートゥース接続をする場合は下記のコーデック種類を選ぶのがおすすめです。

  • Androidの場合、”aptX”や”aptX HD”
  • iPhoneの場合、”AAC”

ブルートゥース接続に対応していない音源と接続することができない

デメリットというより当たり前ですが、音源(スマホやタブレットやテレビなど)がブルートゥース接続に対応していないと使うことができません。

骨伝導イヤホンに接続しようとしている機器にマークが付いていることを確認してから購入するようにしてください。

ブルートゥース骨伝導イヤホンのメリット

ブルートゥース接続骨伝導イヤホンのメリットは下記の2つです。

  • 音源から離れた位置で使用できる
  • 複数の音源に設定だけで接続することができる

ブルートゥース骨伝導イヤホンのメリットは下記の2つです。

音源から離れた位置で使用できる

家事をする際には音源から離れる必要があると思います。

離れた位置だと音声が聞き取りずらいことがあると思います。

ブルートゥース接続骨伝導イヤホンを使用することにより音源から離れた位置でも音声をクリアに聞き取ることができます。

複数の音源に設定だけで接続することができる

音楽を聴くためのスマホや映画を見るためのパソコンなど1つの骨伝導イヤホンに対して利用シーンに応じて接続先を変えたいことがあると思います。

ブルートゥース接続対応している音源であれば、設定一つでブルートゥース接続骨伝導イヤホンと接続することができます。

また、機種によっては、マルチポイント対応をしているものもあり、予め、複数の音源と接続しておくことが可能です。

ブルートゥース接続骨伝導イヤホンは誰におすすめ?

ブルートゥース接続骨伝導イヤホンがおすすめできる人は次のような人です。

  • 音源から離れた位置で作業をする必要がある人(ながら聞き)
  • 骨伝導イヤホンを複数の音源で使いたい人
  • ブルートゥース接続対応の音源に骨伝導イヤホンを使いたい人

音源から離れた位置で作業をする必要がある人(ながら聞き)

掃除をしながら音楽を聞くや、洗い物をしながらテレビを見るなど、音源から離れたところで別の作業をしながら音声を聞きたい人におすすめです。

骨伝導イヤホンを複数の音源で使いたい人

メリットのところでも書きましたが、骨伝導イヤホンを複数の音源に接続して使う人におすすめです。

ブルートゥース接続対応の音源に骨伝導イヤホンを使いたい人

骨伝導イヤホンに接続しようとしている音源がブルートゥース接続対応しているものであれば、ブルートゥース接続骨伝導イヤホンを使用するのがおすすめです。

というのも、ブルートゥース接続対応している音源であれば、ブルートゥース接続されることを前提に作られているので、音声遅延に厳しい要求をしない人であれば、ブルートゥース接続骨伝導イヤホンをおすすめします。

まとめ

ブルートゥース接続骨伝導イヤホンは下記4つのメリット・デメリットがあります。

  • 音源から離れた位置で使用できる<メリット>
  • 複数の音源に設定だけで接続することができる<メリット>
  • 音声遅延が発生することがある<デメリット>
  • ブルートゥース接続に対応していない音源と接続することができない<デメリット>

このメリット・デメリットを考慮した際に、ブルートゥース接続骨伝導イヤホンの利用をおすすめする人は以下です。

  • 音源から離れた位置で作業をする必要がある人(ながら聞き)
  • 骨伝導イヤホンを複数の音源で使いたい人
  • ブルートゥース接続対応の音源で使いたい人

骨伝導イヤホンはブルートゥース接続方式が主流です。
いろいろな商品がありますので、下記の記事を参考にあなたに合う骨伝導イヤホンを見つけてください。

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